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日本社会の閉塞感を逆手に楽しもう(ライフスタイル探求,)

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  1. 経済は先進国 労働環境は後進国以下 コロナ禍によって、世界中でテレワークが拡がり在宅ワークが一般的になり始めたが、最近の通勤ラッシュ状況を見ている限り日本人の勤勉さは筋金入りであることを改めて感じさせられる。とかく日本では、「周辺の空気を読む」こと、「同調圧力に従う」ことを美徳とする人が少なくない。その弊害からか有給休暇ですら人事評価に悪影響を与えるのではと心配し消化すらためらってしまう。これでは、日本におけるワークライフバランスは、絵に描いた餅だ。そもそも、この国の朝の通勤ラッシュの醜さは、この国がかつては世界一の経済大国になりかけた国民の姿なのかを疑いたくなる。帰りの電車でも、神奈川、埼玉、千葉の郊外に向かう電車に乗るサラリーマンの哀愁漂う姿。特に、夜8時から10時に乗る列車内の雰囲気に顕著に表れる。夜も遅いのに電車は込み合っている。そこには、仕事疲れというよりは35年ローンや子供教育費の重圧に耐えながら、仕事にしがみ付こうとするサラリーマンの切ない哀愁が充満している。

GAFAMがたどり着く終着点(個別銘柄:米国株)

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初版 22.02.13 加筆 22.12.29  旧名: GAFAM の株価上昇終焉の兆し GAFAM は、売上規模、そして株式時価総額において 世界有数の スーパーメジャー企業で ある。かつ、インターネット環境における独占的な地位を乱用 することで他社 が 太刀打ち できない 強力なビジネスモデル を強固なものにするだけでなく、周辺企業の 利益を貪欲に吸い上げ ながら企業規模を肥大化させている 。 その結果、 S&P500 や NASDAQ 指数 などの米国主要 指標 ですら GAFAM の経営状況に 依存するようになってしまった 。 このように世界経済において巨大な恐竜となってしまった GAFAM は、今後 どのような方向に向かっていくのでしょう。   〇株式市場における GAFAM の巨大なる存在感   21 年度末の GAFAM の株式時価総額は、 Apple 2.9 兆ドル  Microsoft 2.5 兆ドル  Alphabet1.9 兆ドル  Amazon 1.7 兆ドル Facebook 0.9 兆ドル であるのに 対し 、 20 年度の世界 GDP ランキングは  米国  20.8 兆ドル 中国  14.9 兆ドル 日本  5.05 兆ドル ドイツ  3.84 兆ドル イギリス 2.71 兆ドル  インド 2.66 兆ドル フランス  2.62 兆ドル イタリア 1.88 兆ドル カナダ 1.64 兆ドルである。両者を比較すると Apple は世界第 5 位、 Microsoft と Alphabet は世界第 8 位、 Amazon は世界第 9 位と超巨大な存在であることが判る。  さらに、 GAFAM の PER を検証してみると、 Apple 28 倍  Microsoft 31 倍  Alphabet 24 倍 Amazon 31 倍  47 倍 Facebook 16 倍 であり、これだけ巨大な時価総額であるにも 関わらず PER が 調整されてはいない。通常、時価総額が 1 兆ドルを超えた 辺りから 市場 シェアが上限に達することで 成長 余力が枯渇してくる。それに併せて PER も次第に低下して株価上昇を抑制していくものだが 、 GAFAM はいとも簡単に2兆ドル、 Apple に至って